東海大学 熊本キャンパス 東海大学 熊本キャンパス

農学部食生命科学科

有機化学研究室

新しいバイオテクノロジーの創製を目指して

山口 浩 教授

有機化学研究室

資源枯渇や大気・水質汚染の改善・改良は食糧生産などに大きな影響をあたえる課題といえます。私たちの研究室は、深刻化している地球環境問題を解決するため、新しいバイオテクノロジーの創製を通じて持続可能な自然との共生を目指した研究を行っています。現在、二酸化炭素や有害物質の排出量の制限(低環境負荷)、省エネルギー、プロセス革新が地球規模で求められています。私達は「自然に優しい化合物合成法の開発」、「汚水中の有害物質の効率の良い分解法の開発」、「熟練の技術を必要としない研究手法の開発」に取り込むことで、自然環境問題の解決を目標としています。

先生の研究テーマ

  • 微小空間を利用した自然に優しい化合物合成法の開発
  • 酵素を用いた有害物質の効率の良い分解方法の開発
  • 熟練の技術を必要としない生体分子分析手法の開発
SDGs4(質の高い教育をみんなに) SDGs7(エネルギーをみんなに そしてクリーンに) SDGs9(産業と技術革新の基盤をつくろう) SDGs12(つくる責任 つかう責任)

研究分野・キーワード

マイクロ化学、タンパク質化学、ペプチド化学、アミノ酸、固定化酵素、バイオテクノロジー、低環境負荷

Profile

山口 浩 教授

1973(昭和48)年生まれ、長崎県出身。
2002年佐賀大学大学院工学系研究科博士課程修了((博士(理学))。
2002年~2007年米国国立衛生研究所(NIH NCI)研究員、2007年~2011年産業技術総合研究所 特別研究員、2011年東海大学阿蘇教養教育センター講師。准教授・教授を経て、2022年より現職。
趣味:ものづくり全般。

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