経営学部Business Administration

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・先輩学生紹介・Senior Introduction

経営学科Department of Business Administration

経営学科3年次

上原 嘉弥さん / 県立佐世保西高等学校(長崎県)出身

貧困国の支援という夢に向けて国際的な農業経営の視点を身につける

将来、農業を通じて貧困国支援をしたいという思いで、農学と経営を学ぶことができる本学を志望しました。経営学科でありながら、アグリフィールド実習があり、高森町の「花咲盛野草園」に実習に行くなど、農業や経営について深く学ぶことができます。今後は、金融についての知識を深めるために「ファイナンシャルプランナー3級」の試験や「eco検定(環境社会検定試験)®」にも挑戦したいと思っています。さらに貧困国の第一次産業・教育支援の状況把握や、開発のノウハウを学ぶために、フィリピンなどの支援団体へのインターンシップを考えています。TOEIC®️にも挑戦し、英語力を磨くことで、将来の夢に一歩でも近づきたいですね。

経営学科4年次

柳田 真那さん / 県立大口高等学校(鹿児島県)出身

希少植物を守るための課題解決に向けて阿蘇でフィールドワーク

阿蘇の希少植物の個体数調査を行い、それらを保護していくための課題について研究しています。希少植物は、盗難や保護する人材不足など、さまざまな課題があります。現地でのフィールド調査や保護活動を通じて、環境維持のために何ができるのか、さらに学びを深めたいですね。また1年次から建学祭の実行委員をし、今年はステージの企画・運営を担当しました。活動を通じて、企画という仕事に興味が沸き、将来はウエディングプランナーや観光業界などの企画に携わる仕事をしたいと思うようになりました。TOEICの勉強もはじめ、映画を字幕なしで見たり、外国人の方が利用するカフェでアルバイトするなど、語学力アップに励んでいます。

経営学科4年次

藤田 尭さん / 都立新宿山吹高等学校(東京都)出身

写真部の仲間たちの作品に刺激

スポーツクラブの運営に携わるのが夢で、スポーツビジネスについて学んでいます。「町を活性化するスポーツクラブ運営」というテーマでグループワークを行ったときは、ベッドタウンのコミュニティ創生を目的としたスポーツクラブ運営を提案。スポーツをする人、観戦する人など、さまざまな視点を考慮しながら運営する難しさや重要性について意見交換をしました。部活動は「写真部」に所属しています。部員によって、星、電車、動物など、撮影テーマが違うため、仲間の作品を見ると刺激になりますね。年に数回写真展を開催し、会場の手配、集客、効果的なパネル展示法、接客などを自分たちで行うことで、イベント運営の楽しさも実感しています。

経営学科4年次

平尾 知之さん / 県立長崎南高等学校(長崎県)出身

「ワークスタディ奨学金」で仕事と学びを両立。夢実現の力に

私は、授業のない時間帯に学内で働きながら学ぶ「ワークスタディ奨学金」を利用しています。仕事は、パソコン室の管理に、図書室に返却された本を書棚に戻すなどの事務作業や、イベント時の駐車場誘導、パンフレット配布などさまざまです。時には阿蘇キャンパスに行き、ベーコンなどの加工品を作る機械を清掃する仕事などもあり、新鮮ですね。卒業後は、事務職につきたいと希望しているので、慣れ親しんだ学校で事務全般の仕事をさせていただくことは、社会勉強にもなります。また、他学部の人たちと一緒に仕事をするので、いろんな学部に友達ができました。いただいた奨学金は、就職活動の旅費など、有効に使うことを心掛けていますね。

観光ビジネス学科Department of Tourism Management

観光ビジネス学科4年次

伊藤 幸菜さん / 東海大学付属熊本星翔高等学校(熊本県)出身

エコツーリズムの先進地フレーザー島で自然保護の大切さを体感

2019年8月に1週間、1年生から4年生までの11人の学生たちとオーストラリアのフレーザー島への観光研修に参加しました。台北で乗り換え無事ブリスベンを経由し、フレーザー島を目指しました。この時期、日中は夏、朝晩は冬。と気温の変化はありますが、景色がくっきり見え、夜は南十字星と天の川など興奮することばかりでした。初日は、早速ナショナルパークレンジャーから世界遺産のフレーザー島の価値や、なぜ保全するべきなのか。どうやって保全すべきか。などフレーザー島でのナショナルパークレンジャーの役割、フレーザー島の観光の課題などを話し合いました。観光研修では、島を4WDのバスで巡る一日エコツアーや二つの湖を回るツアーに参加しました。ターゲットが違う二つのツアーに参加し、どうやったらお客様を楽しませながら、環境保全へのメッセージを伝えるのか、実践で学ぶよい機会でした。また、早朝のバードウォーク、エコリゾートとしての環境への取り組みを紹介するエコウォーク、先住民の生活を知るカルチャーウォーク、そしてマングローブの汽水域までカヌーで行くカヌーツアーなどの体験やホエールウォッチングをしました。今回の研修では、環境保護の大切さを改めて学ぶことができました。

観光ビジネス学科4年次

猪口 聖樺さん / 県立熊本西高等学校(熊本県)出身

「オレンジカクテルナイト」の実行委員長として仲間と力を合わせてイベントに取り組む

2019年10月19日に、熊本市西区河内町芳野地区で「オレンジカクテルナイトin Yoshino」を開催し、実行委員長を務めました。本研究室では、6年前から同地区で観光資源調査やイベントの企画・運営を行っており、高齢化や過疎化が進む同町芳野校区の活性化を目指し、2015年から毎年開催しています。学生約30人が運営に当たった今回は、第1部に約110名が参加しました。草枕の道を始め学生と地域の皆さんとでつくった4つのコースを宝探しウォークとして巡ったほか、昼食で地域住民が調理した猪肉の角煮や里芋の味噌和えなどを味わいました。夕方からの第2部では、参加者約150名が有明海に沈む夕日をバックに、学生が考案したオリジナルカクテルを堪能しました。「令和」や「平成」「昭和」といった5種類のカクテルは大好評でした。日没後には公民館へと会場を移し、住民が手作りしたミカン入りドライカレーを食べながら、それぞれに交流を深めました。各地域がそれぞれの“宝”を見直し、特徴を生かしたPRをし続けることで、多くの観光客を呼び込むことにつながると思いました。これからも住民の皆さんと交流を続けながら、地域の魅力を再発見する活動を続けていきたいと思います。

観光ビジネス学科3年次

重金 優希さん / 県立岐阜商業高等学校(岐阜県)出身

芳野地区の魅力を軽トラカフェで発信 観光でみんなを笑顔にしたい

実家が観光案内所を営んでおり観光に関する学びを深めたいと思い、本学科で地域活性化論や着地型観光論などを学んでいます。今回、地域振興の一環で西区芳野のみかんをイメージできるオレンジ色の軽トラカフェの製作を春から行ってきました。内装工事や塗装作業は3か月を要する重労働でしたが、完成したときの喜びは苦労を勝りました。気ままに開店することから「気まぐれカフェ」と名付け、みかんの季節には芳野のあちこちに気まぐれにカフェをオープンしました。地域の皆さんの協力のもと中古の軽トラを譲っていただくことから、カフェ部分の小屋の製作、塗装作業までたくさんの方々の協力で完成しました。西区芳野の地域振興のために、地元の梨や柚子パイや学生手作りのミカンスコーン、青みかんを絞った爽やか味のかき氷などの販売を行いました。今回の企画ではメディアからの取材もあり自信につながりました。今後は企画力を磨き、習得した知識や経験を地元の活性化に活かせるように成長したいです。

留学プログラムStudy Abroad Program

経営学科4年次

箱田 絢香さん / 市立高崎経済大学附属高等学校(群馬県)出身

カナダに1ヶ月語学留学 ホームステイで会話力を磨く

高校時代に英検2級を取得し、入学後も自主的に英語学習に取り組んでいた私は、2年次の冬に英会話力のレベルアップを目指し、「海外派遣留学プログラム」でカナダのブリティッシュ・コロンビア大学に1ケ月間留学しました。渡航前はホームステイ先のホスト家族に馴染めるか不安でしたが、ホスト家族が積極的に話しかけてくださったおかげで、自然に家族の輪に入ることができ、会話のスピードにも慣れました。1ケ月間の滞在を通して、カナダ人の素朴で人間味のある人柄に触れたこと、カナダの家庭料理を味わえたことは、貴重な異文化体験となりました。また、本学の札幌キャンパスや湘南キャンパスから来た学生と親しくなりました。すべて英語で行われる授業で、わからないところを教え合い、励まし合うよい人間関係を築きながらも、自身の力不足を痛感し、さらに学びたいという向上心が芽生えました。毎日雪が降る極寒の中の通学も新鮮に感じられ、授業の最後に各自の地元のよさをプレゼンテーションし合った経験はよい思い出です。今後は海外に事業展開する金融業の仕事も視野に入れた就職活動に注力し、資格取得を目指します。/p>

観光ビジネス学科3年次

角田 太継さん / 県立高知小津高等学校(高知県)出身

発地型観光について学びを深めたキャンパス間留学

私のふるさと高知県は、坂本龍馬の出身地であり、カツオやユズの名産地でもあるなど豊富な観光資源があるにもかかわらず、人口減少が課題となっています。地域のあたらしい魅力を見つけて活性化に携わりたいという思いで本学科を選びました。さらに学びを深めたいとの思いから、2年次の春学期に代々木キャンパスの観光学部にキャンパス間留学をしました。代々木キャンパスでは、着地型観光のみならず、都市部の観光客を観光地に送客する「発地型」の観光についての学びが印象的でした。またインバウンドの受け入れの課題についても学び、言語の問題やWi-Fi環境の整備、さらにキャッシュレス化など、インバウンドの生の声をベースに、受け入れ側のさまざまな課題について話し合いました。将来は、旅行代理店に就職し、あたらしいツアーを企画したり、添乗員として同行し、旅行の楽しさを多くの人に伝えるのが夢です。そのために、在学中に国内旅行業務取扱管理者や旅程管理主任者の資格取得を目指し、猛勉強中です。

観光ビジネス学科3年次

加藤 弘樹さん / 青山高等学校(三重県)出身

多民族国家、カナダで学び、外国人労働者の課題解決を

2020年1月から8月まで、本学の海外留学派遣プログラムで、カナダにあるブリティッシュ・コロンビア大学に留学します。応募のきっかけは、2019年3月から1か月間、シドニーにある語学学校に短期留学したことでした。そのときは英語がまったく話せず、くやしい思いをしました。留学先には、さまざまな国からの留学生がいて、仕事を辞めて英語を学びに来た人など、志の高い方ばかりでした。そんなとき60代のブラジル人のクラスメイトが「私にはあまり時間が残されていないが、君はまだ19歳で時間がたっぷりある。なんでもできるじゃないか」とアドバイスしてくださり、自分の可能性を意識することができました。2019年4月にシドニーから帰国し、その直後の6月には海外留学派遣プログラムの選考会に応募。応募条件であるTOEIC550点をクリアし、5人の合格者に入ることができました。カナダは多民族国家で、外国人の受け入れにおいては先進国です。外国人労働者の課題などをかかえる日本の社会に役立つ学びを身につけたいですね。

観光ビジネス学科3年次

平石 陸さん / 県立長岡高等学校(新潟県)出身

北京大学での学びで中国語と英語どちらも習得

2019年8月から1か月間、北京大学に留学しました。学内にある語学学校で、アメリカ人、スウェーデン人、韓国人などさまざまな留学生とともに学びました。共通言葉が英語なので、英語と中国語の両方を理解しながらの授業は大変でしたが、中国語に加え、英語のヒアリング力もブラッシュアップできたのはよかったですね。また、留学生向けにさまざまなツアーが企画されており、北京大学のコーディネーターが万里の長城や天安門広場、京劇観賞などに連れて行ってくださいました。万里の長城のスケール感や天安門広場の厳重な警備体制などを目の当たりにし、今まで歴史の教科書の中でしか知らなかった事実を体感することができました。また中国人の友人たちは行動力があり、思い立ったら即行動する人が多く、刺激になりました。周りの目をいろいろ気にして、行動に移せなかった自分を反省し、もっと積極的に行動したいと思っています。今後は、さらに学びを深め、中国語検定4級の資格取得にチャレンジしたいですね。