経営学部Business Administration
- 経営学科
- 観光ビジネス学科
経営学科Department of Business Administration
経営学とは
経営学に関する基礎理論に基づき、「企業経営」「スポーツビジネス」「アグリビジネス」の3つの専門分野を学びます。
会社が付加価値(利益)を生むように、組織をつくり運営するための学問(秘訣)です。
理論と実践をくり返して組織を運営する、この流れを理論化したのが経営学です。
売上高、利益など数字によって企業活動を表す方法が「簿記、会計学」です
経営学と経済学の違いは?
経営学は、主に企業が効率よく活動していくために、さまざまな商品の売上げを上げるための市場戦略・調査などを学び、理論と実践を繰り返しながら、組織作りやその運営方法について考える学問です。経済学は、世界規模で循環する物的資源(生産物やお金)と人的資源(従業員)などの動きや流れを分析し、経済活動全体のメカニズムや働きについて考える学問です。一般的に、実学よりも理論を重視した学問と言われています。
経営学と商学の見極めは?
一般的に、経営学では企業だけではなく、どんな組織を運営・管理するためにも必要とされるさまざまな手法を学びます。一方、商学は流通、交通、貿易、保険など、会社などの経済行為の実際を中心に学ぶことを目的としています。しかし、現代の経営学と商学の学びは重複することが多く、学部構成も大学によってさまざまです。学部名・学科名だけで選択するのではなく、自分の興味あるカリキュラムがあるかどうかに注目して選択しましょう。
教育目標
経営学部経営学科の教育研究上の目的は、大学・学部の教育目的に沿って、自らの頭で考え、判断し、自ら行動できる自律的な人間性を涵養し、さらに、経営における「理論と実践の融合」に共鳴し、社会面と環境面に配慮しつつ、ビジネスの世界で活躍できる経営センスを身につけることです。そして、そのことを通して、人類の幸福・発展・平和に貢献できる使命感を持った人間性豊かな人材を養成することです。
3つの専門分野
会社の仕組みを知ることが
経営学を学ぶということ企業経営
企業経営とは、企業の方向性を定め、企業の持つ経営資源(ヒト・モノ・カネ・情報)を活用し運営していくことです。本学科の企業経営分野では、起業の仕方からグローバル組織の構造まで、企業の管理と経営全般について学びます。
○経営学の基礎となる、経営学(ヒト)、マーケティング論(モノ)、財務会計・金融論(カネ)、 情報リテラシー(情報)について学びます。
○企業経営の仕組みをより良く理解するために、組織論(企業内部の構造や人事制度)と 戦略論(企業と外部経済環境の付き合い方)について深く学びます。
○現代の企業経営は単に利益追求だけではなく、企業としての社会的責任を果たすことも 求められます。そのためにガバナンス論、CSRについて学びます。
スポーツをビジネスに!スポーツビジネス
日本では、健康志向・余暇志向が高まり、スポーツへの関心も高まっています。スニーカーやランニングウェアの販売からJリーグ試合中に流れるスポンサー広告の企画まで、スポーツに関するあらゆる商品やサービスの開発・提供は全てスポーツビジネスと分類されます。
○低年次では、ビジネスに必要とされる経営学や財務会計・金融論、問題解決能力を 身につけるためのロジカルシンキングなどの基礎となる科目を学びます。
○スポーツの顧客(スポーツをする者・スポーツを見る者)のニーズをより正確に把握し 対応するために、サービスマーケティング論、スポーツ組織論、スポーツイベント論 などでスポーツビジネス分野に焦点を絞って学びます。
○運動・スポーツ現場において必要なフィジカル・メンタルのスキルアップについて学ぶトレー ニング論、スポーツ学入門、スポーツ健康ビジネス論なども開講されます。
九州ならではの素材を活用アグリビジネス
農業経営では道の駅や六次産業、休耕地を利用した貸し農園など、実際に成功した企業の説明を踏まえて、農産物の新たな魅力を発掘し売れる仕組みを幅広く学びます。
○低年次では、経営学などのビジネスに必要な知識を学ぶとともに、アグリビジネス フィールド実習では農業現場を体験することで、ビジネスの視座から農業に対する 理解を深めます。
○農業経営の考え方は、経営体(家族経営・法人経営)や生産物(植物・畜産)によって 適する企業形態や組織戦略も異なります。アグリビジネス論、アグリマーケティング論、 地域農業論などでそれらの違いを体系的・理論的に学びます。
分野構成
企業経営
スポーツ
ビジネス
アグリ
ビジネス
経営の専門的人材が
求められている
2つの分野
基礎的な学問
- ●経営学
- ●ロジカルシンキング
- ●マーケティング論
- ●経営管理論
- ●グローバル企業家論
専門分野例
- ●経営戦略論
- ●経営組織論
- ●サービスマーケティング
- ●スポーツマネジメント論
- ●アグリビジネス論
取得可能な資格
指定科目の修得で卒業後に取得可能
スポーツリーダー (日本スポーツ協会) |
アシスタントマネジャー (日本スポーツ協会) |
資格取得に有利
中小企業診断士 | 証券外務員(一種・二種) | 販売士(1・2級) |
TOEIC® | TOEFL® |
目指す業界・進路
銀行 | 自動車産業 | 食品メーカー |
学校事務 | 生命保険 | スポーツ産業 |
飲料メーカー | 病院経営 | その他金融 |
不動産業 | 健康関連企業 | JA |
専門商社 | アパレル産業 | 公務員 |
プロスポーツ選手 | 電機産業 | エンターテイメント産業 |
環境産業 |
観光ビジネス学科Department of Tourism Management
観光ビジネスとは
グローバルな思考で世界とつながり、地域創生の原動力として、今、観光ビジネスが必要とされています。
教育目標
経営学部観光ビジネス学科の教育研究上の目的は、大学・学部の教育目的に沿って、複数の語学力の修得と異文化理解、国際社会の理解を通じてグローバルな思考を身に付け、観光に関わる基礎知識を習得し、国際性と地域活性化に供する専門性と応用性の高い分野を学び、グローバル化し常に変動する社会の中で将来の観光産業を担い、かつ地域の活性化にも貢献できるような人材を養成することです。
3つの専門分野
観光をビジネスとして学び、
資格取得を目指し、
明日の観光産業を支えます観光ビジネス
観光ビジネスではマネジメント力、コミュニケーション力がきわめて重要です。観光のエキスパートの指導のもと、観光産業で必要とされる本物の力を修得します。21世紀の基幹産業として期待される観光ビジネスの発展に寄与します。旅行の企画や販売、航空機や鉄道の客室乗務員、空港や駅の接客サービス、ホテルのフロントやブライダルスタッフなど、観光の仕事に直結する観光ビジネス分野で広く通用する総合力を身につけます。
グローバルな考え方で
地域を活性化させる観光
を実践的に学びます観光地域づくり
地域における観光経営に必要なスキルやノウハウを身につけ、実際に地域で体験的に学ぶことにより、グローカルな思考で観光による地域活性化を実践する能力を養います。地域で活躍できる能力を身につけ地域づくりに貢献します。豊かな観光資源を有する熊本において、実践的な学びを通して、観光で地域を元気にする人材を育成します。
異文化を理解し、
おもてなしの心を学び、
国内外の旅行者を受け入れますホスピタリティ
ホスピタリティとは、お客様をおもてなしする心。地球規模で広がる国際交流を、観光を通してサポートするために、ホスピタリティ、異文化、語学を学びます。観光立国を目指す日本の国際観光の担い手になります。世界中で毎年10億人以上が国境を超えて旅行する国際化の時代に、観光産業の重要性はさらに高まっています。近未来の国際観光の担い手は、異文化を理解し、おもてなしの心を持ち、語学を使いこなす国際人です。
取得可能な資格
資格取得に有利
総合旅行業務取扱管理者 | 国内旅行業務取扱管理者 | 旅程管理主任者 |
通訳案内士 | ハングル能力検定 | 実用英語技能検定 |
TOEIC® | 中国語検定 | 韓国語能力試験 |
目指す業界・進路
旅行会社 | 航空会社 | 空港 |
鉄道会社 | シティホテル | リゾートホテル |
旅館 | テーマパーク | 観光協会 |
観光出版 | レジャー施設 | 結婚式場 |
観光関連業 | 公務員 | 一般企業 |
大学院 |