「アニマルウェルフェア論」の授業に興味をひかれ進学しました。人と動物、両者がより良い環境で暮らすためにはどうすればいいか？環境エンリッチメントに基づいた施設運営について学び、「なるべく檻を使わず、野生下での行動を引き出すことが動物たちにとって一番幸せな飼育方法であり、お客さんも見ていて楽しめる」と実感しました。そして、その考えに基づいた展示を行っている当社を志望しました。
今は餌やり、掃除、接客をしながら、体調の悪い動物がいないか観察するのが主な業務です。命を扱う仕事なので責任重大ですが、生態、体の構造、飼育環境、飼育方法など、大学で幅広い学びを得ることができ、いろいろな視点から判断できる点を強みに、日々業務にあたっています。東海大には他大学との共同研究の機会や、動物園からの提携依頼が多数あります。積極的に活用して、動物に関わるプロフェッショナルを目指してください。