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文理融合学部地域社会学科

心理科学研究室

科学的にヒトのこころや行動を理解・推測する

川越 敏和 講師

心理科学研究室

心理学とは、「心を科学する」学問です。私たちは自分に心があることを知っていますが、ヒトの心は曖昧で、はっきり説明できないことが多いものです。心を科学的に分析することで、ある状況においてヒトがどう行動するかというような、心と行動のメカニズムを理解したり、推測することができるようになります。また、心は脳や生理現象と密接に関連しているので、脳や生理指標を調べることで心について理解できることがたくさんあります。本研究室では、海外や国内の研究者と連携しながら、様々な心理現象についてこれらの指標を駆使して研究しています。

先生の研究テーマ

  • マインドワンダリングとブランキングー意識の彷徨いと消失の解明
  • 加齢による注意機能の変化を捉える
  • 実験と調査研究の乖離についての研究ー実行機能に着目して
SDGs3(すべての人に健康と福祉を)

研究分野・キーワード

実験心理学、認知神経科学、視線計測、脳機能計測、質問紙調査

Profile

川越 敏和 講師

宮崎県に生まれ、地元の高校を卒業後9年間を熊本で過ごし、博士号(学術・熊本大学)取得。島根大学医学部内科学第3講座研究員、立教大学現代心理学部心理学科助教を経て現職。理化学研究所革新知能統合研究センター客員研究員を兼職。

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