農学部Agriculture

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・動物科学科・Department of Animal Science

動物栄養学研究室

[服部 育男 教授]

国産飼料100%で牛を飼うために

【卒業研究テーマ】●家畜飼料の現場での簡易品質評価技術の開発
●流通可能な自給飼料調製技術の開発
●焼酎粕等低・未利用資源の飼料化技術の開発

我が国の肉用牛や乳用牛経営は大規模化と高齢化の二極化が進んでいます。大規模農家では牛の世話が忙しく、高齢農家では労力が大変で、どちらもエサ作りが困難な状況です。しかし、エサを外国からの輸入に頼る畜産は経営の不安定化をもたらします。農家個々ではなく、地域でエサをつくり、共有する仕組みが望まれています。これを実現するためには、エサをつくる人と使う人を繋げる技術が必要と考えています。その場でエサの品質が確認できる技術、少ない労力で運搬できるエサの調製法、安価で高栄養な地域資源の飼料利用技術の開発などを作物学的、化学的あるいは栄養学的なアプローチを用いて実践的に取り組み、産地の維持・発展に貢献していきたいと考えています。

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