農学部Agriculture

  • 農学科
  • 動物科学科
  • 食生命科学科

・動物科学科・Department of Animal Science

分子神経生物学研究室

[今井 早希 講師]

動物の健全な発達を支える科学

【卒業研究テーマ】●幼少期の環境ストレスが身体的発達や成熟後の行動へ及ぼす影響
●遺伝子突然変異マウスを活用した子育て行動に関する研究
●熊本系褐毛和種(あか牛)の行動学・生理学的特性を解明する

幼少期に受ける環境ストレスはその時だけでなく、成熟後も動物へさまざまな影響を及ぼし続けます。特に、養育者と子の関係の崩壊は子にとって大きなストレス因子となります。これはウシやイヌネコ、マウスにおいても同じです。当研究室では、「親子関係に着目した幼少期環境ストレス (母子分離や早期離乳など) が成熟後の動物へ及ぼす影響」を中心テーマに研究を進めています。マウスで得た実験結果を他の動物種における育児問題へと応用し、健全な社会の実現を目指しています。また、熊本県が誇る褐毛和種(あか牛)がもつ特徴を科学的に明らかにすべく、阿蘇実習フィールドを始め学外のフィールドへ飛び出して行動学的・生理学的調査をしています。

    ●研究室紹介動画はコチラ

    動画は準備中です。戻る